2011/10/07

Stay Hungry. Stay Foolish.

実はきちんと見たのは今回が初めてだった。
あまりにも感じることが多かったのでぜひご覧になってみてください。

  

 

Steve Jobs伝説のスピーチ(和訳文)

2011/10/06

ありがとう

初めてMacintoshを知ったのは小学生の頃だっただろうか。
我が家にパソコンがきたのは比較的早く、NECのPC9801UV2というのが私が初めて触れたパソコンだった。もちろん購入したのは父。おそらく30万以上したんじゃ無かろうか?
その頃からパソコン雑誌なんかを眺めることがあり、そこに載っていたのがMacintoshだった。
遙かに多くの色を扱え、よくわからないマウスというデバイスでコントロールし、機種によってはモニタが縦長でそして値段が100万オーバー。
いったいこれはなんだんだ?と思いつつ、自分には関係ないなと思っていた。

その後時はたち、Windowsが世を席巻。Macintoshはデザイナーや一部のミュージシャンが使うちょっと違ったコンピュータで、値段もWindowsに比べると遙かに高いものと思っていた私に衝撃を与えたのがiMac。

値段が一気に手の届くところまで下がってきたことに加え、それまで白や黒の箱でしか無かったPCに、半透明で青やピンクといったカラフルなボディ。
トランスルーセントという言葉が巷にひろがり、半透明でカラフルなグッズが増える増える。

そして自分が初めて手にしたMacintoshがPowerMacG3。通称ポリタンク(笑)。
ボディの斬新さはもとより、MacOSのすばらしさをそれまでDOSやWindowsしか知らなかった自分に教えてくれ、Macintoshの虜になった。(ま、その後必要に迫られてWindows2000搭載のVaioは買いましたが。まぁ自分は2000だったからまだ良かったけど、Windows95や98,MEなんて「なんでこんなに使いにくいものみんな使ってるんだ??って思った」)

そういえばいつの間にか彼は会社を追われ、そして戻っていた。

徐々にMacintoshが、そしてAppleという会社が普通の人にも知れ渡ったある日、iPodが、iTunesが発表。なんでAppleが音楽プレーヤーを!?音楽配信を!?とまた驚かされた。

その後自分のパソコンはMacBookになり、いくつもの小さな驚きをAppleは発表し続け、携帯音楽プレーヤといえばiPodといわれるようになってしばらくした頃、驚きの噂が。
「Appleが携帯電話事業に乗り出す!?」なんだそりゃ!??
自分には全く理解できない噂。
しかしその噂は本当のこととなり、発表・発売されたiPhone。
いまやスマートフォンとえいばiPhone(というよりiPhoneがスマートフォンの代名詞みたいな使われ方ですね)といわれるほどの大ヒットになっていることは誰でも知っているとおり。
(ま、自分はソフトバンクという会社とその社長がすごく嫌いなのでiPhoneにはしていませんが。次のiPhone4sはAUからも出というのでどうするか・・・ちなみに今はdocomoです)

時間は戻るけどそれまでのモトローラ製CPUを捨てインテルCPUを搭載したときにも驚いたし、MacOS9からOSXに変わったときも驚いた(当時は東京にいたのでプレビューリリースを新宿高島屋の特設ブースにもらいに行ったのはいい思い出。笑)
そういえばBootCampでMacなのにWindowsが動くなんて聞いたときにはひっくり返りそうになった。

そうそう忘れちゃならないiPad。でっかいiPhoneというかiPodTouchじゃないかという人もいたけど、使ってみて驚いた。大きさが違うだけでこんだけ使い勝手が違うのかと。
そしてさらに驚いたのが母親が興味を示し、そして今や使いこなしていると言うこと。
ワープロ専用機を長い間愛用し、あるときWindowsPCを買ったものの、全くどうしていいか分からず放置。インターネットって面白そうだけど・・・と嘆いていた母。
そんな母が今や友人との旅行前に行き先の情報を調べ、地図で場所を確認し・・・そんなことができるようになったのもiPadのおかげ。

常に新しい驚きを与え、ライフスタイルを変え、モノ作りを変え、デザインを変えてきたAppleの製品やサービス。
そのAppleをつくり、導いてきた Steve Jobs。

本当にありがとう。

※本日10月6日、Apple創業者Steve Jobs氏が亡くなりました。その業績や思想に触れることができた一人のユーザーとしてご冥福をお祈りすると共に感謝します。